Part U 収入倍増を実現するインターネット・マーケティングの法則
インターネット・マーケティングの問題点
以上、個人が小資本で始められるビジネスの基本的なタイプとして「個人輸入」、「個人輸出」、「情報起業」について考えてみました。
とりわけ、「情報起業」には、「今すぐできそう」と興味をそそられた方が多いのではないでしょうか。
ところで、「個人輸入」、「個人輸出」、「情報起業」の間には、上に述べたような違いもありますが、個人が「週末起業」として始める場合は、いずれにしてもインターネットを主たるマーケティング・ツールとして用いることになるでしょう。
そこで、以下は、三者にとって共通の不可欠の要素であるインターネット・マーケティングの問題点について考えてみます。
インターネットで提案する
言うまでもなく、「インターネット・マーケティング」とは、「いかにしてサイトへのアクセスを増やし、売り上げにつなげるか」という命題に集約されます。
これについては、「個人輸入」、「個人輸出」も、「情報起業」も同じですし、大手であっても本質的に同じ問題を抱えていると言えます。
しかし、この問題を、とりわけ「インターネットで提案する」という観点から見てみると、個人や中小・零細業者の抱える問題がよりはっきりと見えてくるように思われます。
「インターネットでの提案」は可能か
「提案型のマーケティング」が最近話題ですが、ここで「インターネットで提案する」というのは、例えば、「今までにない未知の商品」を開発したり、「新しい商材」の販売を開始したことを「サイト上で告知する」こととお考え下さい。
このような「インターネットでの提案」が、特に個人や中小・零細業者の場合は難しく、それがインターネットでの売上げ向上のネックとなっているように思われるのです。
どういうことでしょうか。以下説明します。
「無名サイト」からの提案は無視されるのか?
周知の通り、インターネット・ウェブサイトを訪れる人々の多くは、検索エンジンでキーワード検索などをしてサイトに辿り着くわけです。
その場合、どんな言葉がキーワードとして検索に用いられるとお考えでしょうか。
答えは(当たり前すぎて意識されないかも知れませんが)、検索する人が「既に知っている」単語であり、概念です。
聞いたこともない単語や概念を入力して検索することなど、絶対にあり得ないことは、ちょっと考えればすぐにわかるはずです。
ですから、無名のサイトが「誰も知らない新しいモノやアイディア」を提案しようとしても、その「新しいモノやアイディア」をキーワードに検索する人などいるわけがありません。
従って、当然、そのサイトにアクセスする人など誰もおらず、結局その提案は無駄になってしまうのではないか、という懸念があるのです(注)。
(注)また「フリカケ」の話題に戻りますが、例えば、欧米に向けて英語で「フリカケ」のサイトを作ったとします。しかし、フリカケなんて見たことも聞いたこともない欧米人がGoogleで”furikake”を検索するでしょうか。
そんなこと、するわけがありません。
では、そういう人に対して、いかにしてフリカケの美味しさを伝えることができるのか、----「インターネットで提案する」という問題の難しさは、まさに、そこにあります。(前に、「個人輸出が個人輸入よりも有利だとはいえない」と言いましたが、その理由の一つはこれです。)
インターネット・マーケティングのジレンマ
これは、インターネット・ビジネスにとって抜き差しならない大問題だと言わなければなりません。
「情報起業」のところでも申し上げたように、ビジネスの世界では、一般に「レアなものほど価値がある」わけです。
しかし、この問題を解決しない限り、「レアな情報」のサイトを立ち上げてみても、「レア=誰も知らない」からアクセスがない(従って、売れない)、という図式が成立してしまいます。
これを放置しておくなら、インターネット・ビジネスは、企業名だけでアクセスが稼げる有名大企業か、一部マニアを対象とするのものだけになってしまうでしょう。
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